聖隷クリストファーが創部以来初の甲子園出場を確実に 3点差を9回に大逆転サヨナラ勝ち

[ 2021年11月6日 19:57 ]

センバツ出場に当確ランプを灯し、歓喜に沸く聖隷クリストファーナイン
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 来春のセンバツの重要な参考資料となる第74回秋季東海地区高校野球大会は6日に愛知・岡崎市民球場で準決勝2試合が行われ、聖隷クリストファー(静岡2位)が至学館(愛知2位)を9―8で下し、1985年の創部以来初の甲子園を確実とした。

 3点を追う9回裏に小出晴希左翼手(2年)の適時三塁打、1死三塁から代打・大石太一内野手(2年)の一ゴロ、なおも2死満塁から赤尾大翔遊撃手(2年)が押し出し四球を選び同点。最後は堀内謙吾三塁手(1年)が二塁へ適時内野安打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。浜松商、掛川西を率いて春夏通算8度の甲子園出場を誇る上村敏正監督(64)は「本当に信じられない。何度も諦めかけたが、漫画の世界みたいですね」と驚きを隠せない様子。サヨナラ適時打の堀内は「自分は正直(逆転は)無理だなと思っていたが、仲間が“絶対に諦めるな”と言ってくれたので、何としてもという思いで打席に立った。ここまで来たら優勝して神宮に向かいたい」と話した。
 

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2021年11月6日のニュース