2桁勝利よりもCSへ向けて調整登板 奥川3回無失点 小川3回4失点

[ 2021年10月29日 22:42 ]

セ・リーグ   広島4―1ヤクルト ( 2021年10月29日    マツダ )

<広・ヤ>2回1死、菊池涼を三ゴロに打ち取る指を立てる奥川 (撮影・奥 調)
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 短期決戦に向けて調整を優先した。ヤクルトは先発の奥川が「立ち上がりは少しバランスが良くなかったですが、尻上がりにしっかり修正できたので、そこは良かったかなと思います」と3回2安打無失点。4回からは小川が2番手で登板。6回に林から空振り三振を奪い、通算1000奪三振を達成するなど3回5安打4失点(自責2)だった。

 ともにチームトップの9勝。奥川は高卒2年目で初、小川は2年連続4度目の2桁勝利がかかっていたが、高津監督は「9より10の方がよかったでしょうけれど、しょうがない」とCS、日本シリーズへの準備に重点を置いた。6年ぶりのリーグ優勝の先にあるのは、20年ぶりの日本一。最後まで最善手を打っていく。

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