中日・立浪新監督がチーム再建へ意欲 会見で「勝利への執念を植え付ける」

[ 2021年10月29日 14:11 ]

<中日・立浪新監督就任会見>中日の監督に就任が決まり、大島オーナーと記念撮影する立浪新監督(撮影・椎名 航)
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 中日は29日、名古屋市内のホテルで立浪和義氏(52)に来季監督就任を正式要請し、受諾された。立浪新監督は受諾後に就任会見に臨み「与えられた使命はとにかくチームを強くすること。ファンに球場に足を運んでもらえるような魅力あるチームを作りたい」と意欲を見せた。

 チームは11年間、優勝から遠ざかっている。今季は5位に終わったが「選手には勝ちに対する執念をしっかりと植え付けます。私への期待もドラゴンズへの期待もすごく大きいのはひしひしと感じている。強いチームを作る、勝つために妥協はしません」と再建を誓った。

 チーム作りについては「今年は投手陣がすごくよかったと評価されているが、もう一度投手の整備をしっかりしたい。打つ方はかなり打てないと言われた。必ず何とかします」と言葉に力を込めた。

 背番号は未定で「70番台、80番台で迷っている数字がある。星野監督の77?意識されると思うが、あえてそこは外します」と話した。

 大島宇一郎オーナーは「勝利へ対する気合、集中力、執念が感じられる方。そこの力を伸ばして欲しいと期待している」と期待した。新監督は11月4日にナゴヤ球場で始まる秋季練習から指揮を執る。

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2021年10月29日のニュース