巨人・中田「チームの足を引っ張りたくない」 CSへ向けて居残り特打

[ 2021年10月29日 19:03 ]

阿部作戦コーチ(左)の指導を受ける中田。左上は岡本和 (撮影・森沢裕)
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 巨人・中田翔内野手(32)が29日、ジャイアンツ球場で行われた全体練習で居残り特打を敢行した。直前まで黙々とロングティーを1時間近く行い、元木ヘッドコーチ、阿部作戦コーチから指導を受けた。中田は「今年に関してはうまくいかないこと続きでした。これ以上チームの足を引っ張りたくない」と熱い気持ちを口にした。

 日本ハムからトレード移籍後の成績は34試合の出場で打率・154、3本塁打で、2度の2軍落ちも経験した。練習では、タイミングの取り方や軸足への体重の乗せ方などを確認。短期決戦は日本代表でも経験豊富で、爆発力を兼ね備えている。「ジャイアンツの皆さんがこれまで戦ってきて、CSを戦えるという権利を得ているのでね。僕も一員として勝ちたい気持ちも強いですし、日本シリーズに行ってパ・リーグと戦いたい」と語った。

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