ヤクルト奥川、31年ぶり快挙ならず 3回無失点で降板、2番手のエース小川は代わりバナに同点弾浴びる

[ 2021年10月29日 19:35 ]

セ・リーグ   ヤクルト―広島 ( 2021年10月29日    マツダ )

<広・ヤ>ヤクルト先発の奥川 (撮影・奥 調)
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 ヤクルトの2年目右腕・奥川恭伸投手(20)が広島戦(マツダ)に先発登板。3回2安打無失点で降板し、自身初の2桁勝利を達成することはできなかった。高卒2年目までに2桁勝利となれば、球団では1990年に川崎憲次郎が12勝して以来31年ぶりの快挙だった。

 奥川は初回、1死から野間、小園に連打されたが、併殺で無失点。打たれた安打は初回のこの2本だけだった。投球内容は3回で打者11人に対して46球を投げ、2安打無失点。3三振を奪い、1死球だった。

 1―0で迎えた4回からはエースの小川泰弘投手(31)が2番手としてマウンドへ。最初に打席へ迎えた小園に2ストライクから投げた3球目、真ん中高めの143キロ直球を右翼スタンドに叩き込まれて同点とされると、さらに1死二塁から菊池涼に左翼線へ適時二塁打を許して逆転された。

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2021年10月29日のニュース