ソフトB藤本博史監督が就任会見「こんな光栄なことは巡ってこない」「2軍選手もチャンスある」

[ 2021年10月29日 14:21 ]

<ソフトバンク藤本監督就任会見>就任会見で王会長兼特別チームアドバイザー(右)と握手を交わす藤本新監督
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 ソフトバンクは29日、来季新監督に今季まで2軍を指揮した藤本博史監督(57)が就任すると発表した。同日午後にはペイペイドーム内で就任会見が行われた。1軍打撃コーチや2、3軍監督など11年間の指導を経て初めての1軍監督に就任する。黒のスーツ姿にトレードマークの口ヒゲを丁寧に整えて登壇した。藤本新監督は「すごく緊張しています。こんな光栄なことは巡ってこない。自分に巡ってきて、要請されたときは不安だったが家族と相談して“思い切ってやってみたらどうだ”と言われ、引き受けさせてもらった」と話した。

 1、2軍打撃コーチ時代に新加入した柳田を2、3軍監督時代には、リチャードを指導してきた。選手に寄り沿う指導で、左右の強打者を育ててきた。今季も2軍を率いた。「生きのいい選手は2軍にもいる。ベテラン、中堅、若手が交えて、競争してもらえれば。やるからにはAクラスではなく優勝、日本一。レギュラーは、決まってない。2軍選手も、十分チャンスはある」。Bクラス転落から来季の巻き返しに向け、激烈な定位置争いのの大号令を発した。

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2021年10月29日のニュース