中大・石田が防御率タイトル獲得「来季は先発試合は全部勝つつもりで」

[ 2021年10月29日 16:34 ]

東都大学野球秋季リーグ戦最終週最終日 2回戦   中大2―5国学院大 ( 2021年10月29日    神宮 )

中大・石田裕(撮影・木村 揚輔)
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 国学院大に敗れ3勝7敗の最下位(日大と同率)となった中大。その中で唯一明るい材料が防御率のタイトルを獲得した石田裕太郎投手(2年=静岡・静清)。国学院大1回戦で2安打完封、この日トップの国学院大の坂口(1年=報徳学園)が5回1失点で防御率を下げ逆転の初タイトルだった。

 「投手として一番目標にしていた賞。獲れたのはうれしいですが、今季は2勝しかしていない。途中から先発に転向して、難しさもわかりましたし来季は先発の試合は全部勝つつもりで投げたい」

 ストレートは140キロ前後だが、変化球も含め制球力が抜群。ストレートも138キロで空振りが取れ、試合を作れる投手に成長した。「1年から投げさせてもらい、場数というか経験を積んで周囲を見て投げられるようになったのが大きいです」と成長を振り返る。来季は中大のエースとしてマウンドに上がる。

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2021年10月29日のニュース