DeNA 中日・又吉&楽天・藤田を獲得調査 又吉はCランク相当でFA宣言なら争奪戦必至

[ 2021年10月29日 05:33 ]

DeNAが獲得調査を進めていることが分かった中日・又吉
Photo By スポニチ

 DeNAが、今季国内フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たした中日・又吉克樹投手(30)の獲得調査を進めていることが28日、分かった。

 この日、今季日程を終えチーム防御率4・15は12球団ワースト。特に勝利の方程式が確立できないまま、試合終盤の失点が最下位に沈んだ主因になった。又吉は今季、中日でチーム最多の66試合に登板し、3勝2敗8セーブ33ホールドで防御率1・28をマーク。実績、経験も豊富で、今季年俸が4200万円でCランクに相当するとみられ、金銭、人的補償が発生しないのも魅力。今オフのFA市場の注目の一人で、権利を行使すれば、各球団による争奪戦も予想される。

 また、楽天から戦力外通告を受けた藤田一也内野手(39)の獲得調査も行っている。近大から04年ドラフト4位で横浜(現DeNA)入りし、俊足巧打で活躍した。12年6月に交換トレードで楽天移籍。楽天では、13年球団初の日本一に二塁手で貢献。14年には、自己最多の144試合出場を果たした。だが、プロ17年目の今季は若手の台頭で1軍出場がなく、今月4日に戦力外通告を受け、新たなポストも用意されたが現役続行を希望していた。

 チームは戦力としてはもちろん、二遊間を守る新人の牧、2年目の森ら若手の「教材」となると判断。将来的な指導者としての役割も見込み、39歳の古巣復帰の道を探っていく。

続きを表示

この記事のフォト

2021年10月29日のニュース