青学大・北村智紀がリーグ戦初完封「テンポよくいけた」 9回ピンチで佐藤捕手が監督に続投進言

[ 2021年10月29日 12:20 ]

東都大学野球・最終週第2日   青学大2―0日大 ( 2021年10月29日    神宮 )

<日大・青学大>力投する青学大先発・北村(撮影・村上 大輔)
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 青学大・北村智紀(3年・龍谷大平安)がリーグ戦初完投を完封で飾った。低めに沈むフォーク武器に10三振を奪い「全員で勝ち取った。完封はうれしい」と喜んだ。

 2―0の9回2死一、二塁のピンチでは、交代を告げようとした安藤寧則監督を、捕手の佐藤英雄(2年・日大三)が制して、続投を進言。安藤監督は「待って、というので、おー、と思った。佐藤の意見を大切にしたいと思った。勝つための選択として受け入れた」と説明した。125球を投げ抜いた左腕は「(佐藤英の進言に)熱いものを感じた。絶対に抑えようと思った」と最後の打者を空振り三振に斬った。

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