DeNA・牧 153安打締め ミスターに並んだ新人歴代5位 新人王へ記録ずくめの1年

[ 2021年10月29日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA0―7広島 ( 2021年10月28日    マツダ )

<広・D>4回無死一塁、牧は右前打を放つ(撮影・奥 調)
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 DeNAの新人・牧が「ミスター」に並んだ。今季最終戦で、3打数2安打。今季153安打目となり、58年の長嶋(巨人)に並ぶ新人シーズン安打の歴代5位で1年目を終えた。

 「たくさん経験できた一年でした。いいときも悪いときもあったので、来年に生かしたい」

 10月に驚異の打率・452を記録。58年9月に中日・森がマークした打率・398を大幅に上回る、セ・リーグ新人の月間最高打率で追い込み、リーグ2位の打率・314まで上げた。「長嶋さんはスーパースター。野球界でも常に君臨している人」と謙遜していたが、安打数と、新人最多記録の14度の猛打賞はレジェンドと肩を並べた。

 本塁打は22本で、史上4人目の打率3割&20本も確定。栗林(広島)らとの新人王争いに注目が集まる。三浦監督は借金19の最下位で終えた就任1年目を「悔しいシーズンだった」としたが、牧については「あれだけマークされている中で本当に凄い」と希望の光を称賛した。(大木 穂高)

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