虎党が選ぶCSキーマンは「遥人」、巨人戦は無双状態「4~5試合は投げて」「勝てば乗っていける」

[ 2021年10月29日 05:30 ]

阪神・高橋(撮影・後藤 大輝)

 スポニチ本紙虎番3人のツイッターアカウントで「CSでのキーマン」を募集した。トップは今季の巨人戦で“無双”した高橋遥人投手(25)。打線の奮起を願い、大山、佐藤輝にも票が集まった。(取材・構成=遠藤 礼、長谷川 凡記、阪井 日向)

 虎党の目には、すでに甲子園のマウンドで背番号29が巨人打線をなで斬る“快投”が浮かんでいる。総投票数5668のうち35%の1984票を集めたのは高橋。初昇格は9月でも、伝統の一戦で見せた“無双ぶり”はインパクト抜群だった。

 今季、2試合に登板して9月25日のプロ初完封を含む2勝、目下16イニング連続無失点。非の打ちどころがない“Gキラー”ぶりに『けーたろ!猛虎』さんも「肘の状態が心配ですが万全で投げれるのであればCSの頭から遥人を投げさせるべき!日本シリーズも含めて4~5試合は投げて欲しい」とヤクルトとのファイナルSどころか、日本シリーズまでポストシーズンでのフル回転を期待した。

 ファンの中でも今や投手陣のエース的存在として君臨していることがうかがえる。10月21日の中日戦で訴えた左肘違和感だけが不安材料。それでも、『Acchan』さんも「遥人君で勝てば乗っていけそう」と推すようにファーストステージ初戦の登板を望む声が圧倒的だった。

 後半戦で苦しんだ和製大砲2人への票も多かった。開幕4番を務めた大山に『ゆうぴちゃん』さんは「阪神タイガースを救うのは、勝利に導くのはやはり大山悠輔選手しかいないと思います」と勝利につながる快音を願った。59打席無安打を経験するなど、プロの壁にぶつかりながらも奮闘したのは佐藤輝。『yasu』さんは「前半戦の勢いは佐藤輝明選手の活躍による相乗効果だったように思います。もう一度、あの勢いを取り戻してもらえれば」と「サトテル旋風」再来でのCS突破を描いた。

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2021年10月29日のニュース