ブレーブス支えた日本人マッサージセラピスト・西尾嘉洋氏

[ 2021年10月29日 02:30 ]

ワールドシリーズ第2戦   ブレーブス2―7アストロズ ( 2021年10月27日    ヒューストン )

ロン・ワシントン三塁コーチ(左)とブレーブス時代のスズキ(右)と記念写真に収まる西尾氏
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 【Wシリーズ舞台裏】今季30本塁打のブレーブスの二塁手アルビーズが感謝する元日本人スタッフがいる。「ヨシのおかげでケガもなく試合に出続けられた」。ヨシとは18~20年にブ軍のマッサージセラピストだった西尾嘉洋氏(60)のことだ。同氏はロッキーズを皮切りにアスレチックス、メッツ、ブレーブスとメジャーで27年間も働いたベテラン。「アルビーズは運動神経が凄く、ロン・ワシントン三塁コーチと毎日守備練習に取り組むなど野球熱心だった」と言う。

 帰国した西尾さんは現在は名古屋市内に「七回裏治療院」を開業。今もブ軍の選手らと頻繁にSNSでやりとりする。今シリーズはブ軍に勝機があると見ており「4年連続でプレーオフに出て選手が大舞台での試合に慣れている」と期待した。(奥田秀樹通信員)

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2021年10月29日のニュース