新庄剛志新監督「誰を笑顔にするのか常に心に秘めて」「努力は一生 本番は一回 チャンスは一瞬」

[ 2021年10月29日 14:25 ]

新庄剛志氏
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 日本ハムは29日、今季限りで勇退する日本ハムの栗山英樹監督(60)の後任として、新庄剛志氏(49)が就任すると発表した。

 新庄氏は自身のツイッターで「たった今北海道日本ハムファイターズの監督に就任する事が決まりました」と監督就任を報告。「プロ野球の存在意義はそこの街に住む人達の暮らしが少しだけ彩られたり、単調な生活を少しだけ豊かにする事に他なりません」としたうえで「その裏側に誰を笑顔にするのかを常に心に秘めて 新庄剛志らしく突き進んで生きます!」と意気込んだ。

 自身のインスタグラムも更新。「努力は一生。本番は一回。チャンスは一瞬。この言葉を胸に日本ハムと共に、笑顔を忘れず。これから長い船旅を戦って行きます」。稲葉篤紀新GMとの写真(合成)をアップした。

 新庄氏は阪神を皮切りに日米4球団でプレーして日米通算1524安打、225本塁打をマーク。03年オフに「これからは、パ・リーグです」と米国から日本球界に電撃復帰し、日本ハムで北海道移転元年の04年から06年までプレーした。北の大地ではファンへのアピールに全力を尽くすと同時に、野球にも真摯(しんし)に取り組む姿が際立った。「一番自信があるのは守備」と俊足と強肩を生かした外野守備や、パンチ力のある打撃で、06年の球団25年ぶりのリーグ優勝、44年ぶりの日本一に大きく貢献した。

 06年限りで現役を引退後、野球界を離れていたが、昨年12月に現役復帰を目指し12球団合同トライアウトに参加。新庄氏は今月18日、ツイッターに「日本に戻ってきた理由がここにある」と投稿した。加えて、ツイッターのヘッダーを現在建設中の日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」とみられる画像に変更。23年に開場する同球場への思いをにじませていた。

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2021年10月29日のニュース