【新庄語録・引退後編】「面白くないですか？僕が監督になったら。ぐちゃぐちゃにしてやりますよ」

06年限りで引退した新庄剛志（左）は私服で優勝パレードに参加、大量の紙ふぶきが舞う中で手を振る（右は森本稀哲）
Photo By スポニチ

　日本ハムは29日、今季限りで勇退する日本ハムの栗山英樹監督（60）の後任として、新庄剛志氏（49）が就任すると発表した。

　現役時代は超人的な身体能力を生かした打撃や走塁、守備で野球ファンのド肝を抜いてきた新庄新監督だが、それと同じくらい“新庄ワード”やビッグマウスからの有言実行でファンを魅了してきた。そんな「語録」を振り返る。

【現役引退後】
　☆僕にオファーを出す勇気のあるオーナーさんがいてくれたら面白い。弱い球団の方が面白いよね（11年9月、2年ぶりにテレビ出演。監督業について語る）

　☆俺がオーナーならオファーは出さない（18年11月、イベントで自身の監督就任を問われ）

　☆漫画のようなノンフィクションをつくりたい（20年9月5日、プロ野球トライアウトへの挑戦を明言）

　☆走者がいてくれてアドレナリンが出て、ボールがよく見えた。止まってたんじゃないかというくらい（12月7日、48歳で12球団合同トライアウトに参加し左前打）

　☆面白くないですか？僕が監督になったら。ぐちゃぐちゃにしてやりますよ。いろんな意味で（21年1月、CMキャラクター就任会見で将来的な野望を明かす）

　☆もしかしてスカウトになるかもしれない。一人、獲りたくなる選手がいました（4月18日にBC・信濃VS新潟戦を視察。現役でのNPB復帰は断念したが、新たな道を明かす）

　◇新庄　剛志（しんじょう・つよし）1972年（昭47）1月28日生まれ、福岡県出身の49歳。89年に西日本短大付からドラフト5位で阪神に入団。01年から大リーグのメッツ、ジャイアンツでプレーし、04年から日本ハムで国内に復帰。06年限りで現役を引退した。NPBでの通算成績は1411試合で打率・254、205本塁打、716打点、73盗塁。ベストナイン3度、ゴールデングラブ賞10度。7度出場したオールスターでは2度のMVPに輝いた。右投げ右打ち。