アストロズがタイ勝 アルテューベPS歴代2位タイ通算22号

[ 2021年10月29日 02:30 ]

ワールドシリーズ第2戦   アストロズ7ー2ブレーブス ( 2021年10月27日    ヒューストン )

<アストロズ・ブレーブス>7回、本塁打を放つアストロズのアルテューベ(AP)
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 大リーグのワールドシリーズ第2戦が27日(日本時間28日)に行われ、アストロズがブレーブスを7―2で破り、1勝1敗とした。序盤から優位に試合を進め、7回はホセ・アルテューベ内野手(31)が歴代2位タイのポストシーズン(PS)通算22本目の一発を放った。6回以降は無失点と継投策も的中。第3戦はアトランタに舞台を移して29日(同30日)に行われる。

 逆襲の立役者は1番アルテューべだった。初回に左翼線二塁打で、その後に先制のホームを踏むと、7回は左越えに豪快なダメ押しソロを放った。

 今回PSで4本塁打目。90年代後半のヤンキース黄金期を支えたバーニー・ウィリアムズに並ぶ歴代2位のPS通算22本目の本塁打に「こういった記録の達成には重要な意味がある。チームを助ける本塁打を打ち、さらに前に進める」と胸を張った。PSの本塁打率(本塁打1本あたりに要した打数)は13・8で全体1位29本のマニー・ラミレスの14・1をしのぐハイペースで結果を出している。

 4万2833人の地元ファンの前での快勝。ダスティ・ベーカー監督も「このチームの選手たちは常に勝利を予期してプレーしてくれる」と評価した。(杉浦大介通信員)

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2021年10月29日のニュース