ヤクルト村上は5打席入るも4の0、2三振 最年少40号とタイトルの行方は11・1最終戦へ

[ 2021年10月29日 21:46 ]

セ・リーグ   ヤクルト1―4広島 ( 2021年10月29日    マツダ )

<広・ヤ>2回2死満塁、村上は三振に倒れる (撮影・奥 調)
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 ヤクルトの主砲・村上宗隆内野手(21)は広島戦(マツダ)で5打席に立ったが、2三振を喫して4打数無安打1四球。本塁打、打点ともになく、39本塁打、112打点から数字を伸ばすことはできなかった。

 本塁打、打点の打撃2部門で争うライバルの岡本和(巨人)はすでに39本塁打、113打点で全日程を終了しており、タイトルの行方は11月1日の今季リーグ最終戦・ヤクルト―広島戦(神宮)に持ち越しとなった。

 村上は6年ぶり8度目の優勝が26日に決まってから初めて迎えた一戦に「4番・三塁」で先発出場。最多勝のタイトルを懸けて中4日で登板した相手先発右腕・九里に対し、初回1死一、二塁の先制機に入った第1打席は四球、2回に1点先制してなおも2死満塁とチャンスが続いた第2打席ではシュートに空振り三振に終わった。4回2死二塁で入った第3打席は遊ゴロで敵失を誘ったが、マウンドが3番手左腕・バードに代わった6回の第4打席は2死一、二塁で二ゴロ、3点を追う9回の第5打席は東京五輪でチームメートとしてともに金メダル獲得に貢献した相手守護神・栗林に1死一塁で空振り三振だった。

 また、現在38本塁打を放ち、リーグトップの打率とともにこちらも2部門でタイトルがかかる広島主砲・鈴木誠也外野手(27)は2試合続けてスタメンを外れ、7回に代打で登場して四球を選ぶと、代走が出て交代となった。

 村上、鈴木誠ともに今季残り1戦。村上がシーズン40本塁打を放つと、ともに23歳だった1963年王貞治(巨人、40本)、85年秋山幸二(西武、40本)の記録を抜いて最年少21歳でのシーズン40本塁打となる。

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2021年10月29日のニュース