ロッテ・朗希、楽天・マー君と初対決に「憧れの思いもよぎりながら投げた」劇勝には「すごく興奮」

[ 2021年9月10日 21:12 ]

パ・リーグ   ロッテ―楽天 ( 2021年9月10日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>初回、田中将(左)の前で力投する佐々木朗(撮影・西海健太郎)
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 ロッテ・佐々木朗が楽天・田中将と初の先発対決で、自己最長の8回を投げ、2安打2失点の好投を見せた。チームは9回2死からレアードのサヨナラ弾で勝ち、首位を守った。

 佐々木朗は登板後「優勝争いしている中で投げさせてもらっているので、その期待に応えたいなとの思いで初回から、前回と同じように、インコースを突いていきました」とし、4回までパーフェクトの投球に「調子自体はそんなよくなかったけど、うまく交わしながら、配球するようにそういう意識で投げました」と振り返った。

 高校まで過ごした岩手での少年時代に憧れた田中将との初めての投げ合いについては「子どもの頃からすると信じられないけれど、自分がこうやってプロ野球選手になれたことを感謝したい。小さい頃は憧れていたので、その思いもよぎりながら一生懸命投げました。コントロールとか抜群にいいし、見て学べたらなと思いました。中継ぎが頑張っている中で、少しでも長い回を投げられるように、間隔も空いて少しでも貢献したいと思った」と話した。

 劇的勝利の瞬間は「すごく興奮したし、益田さんも頑張ってくれている中でチームも勝てて良かった。次もしっかりと投げて試合をつくりたいと思います」と意気込んだ。

 佐々木朗はこの日4回までパーフェクト投球。2回先頭の鈴木大の初球には公式戦自己最速となる158キロをマークした。5回は先頭の茂木に初安打となる右二塁打を許し、1死三塁から岡島の二ゴロの間に1点を返され、6回1死から山崎に中越えソロを運ばれ追いつかれた。7回は島内、茂木、鈴木大を、8回も岡島、オコエを5者連続三振に切って取った。8回99球を投げ2安打2失点で9奪三振、無四球の好投だった。

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