阪神・西勇 8度目の挑戦でついに通算100勝目の権利を得る 自身の代打・サンズが勝ち越し打

[ 2021年9月10日 20:29 ]

セ・リーグ   広島ー阪神 ( 2021年9月10日    マツダ )

<広・神(17)>笑顔でベンチに戻る阪神・西勇(撮影・大森 寛明)
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 NPB通算100勝に8度目の挑戦となった阪神・西勇は、5回5安打1失点。味方打線が6回に勝ち越したため、勝利投手の権利を持って降板した。

 初回にチーム10試合ぶりの先制点でいきなり援護点を得たものの、1死満塁から坂倉に犠飛を浴びてすぐさま同点に。その後は5回2死満塁をしのぐなど耐え続け、味方の援護を待った。6回1死満塁の好機で打席が回り、矢野監督は代打・サンズをコール。サンズが適時打を放ち、西勇に勝利投手の権利が発生した。

 6月18日巨人戦で今季4勝目を挙げて以降、自身7戦6敗。苦しみ続けてきた右腕が、ついに節目の記録到達への権利を得た。

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2021年9月10日のニュース