ソフトバンク・リチャード　「気合」の丸刈り!!初出場で起爆剤に　サイドは入魂の“五リン”

＜ソフトバンク＞頭を丸刈りにし練習するリチャード（撮影・中村　達也）
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　ソフトバンクの4年目、リチャードのプロ初出場が秒読みになった。1日のピックアップ練習から1軍に合流。今夏の甲子園に出場した母校・沖縄尚学の部員のような丸刈りで登場した。「3日前に気合も含めバリカンで。パラリンピック開催中なんで」とトップを5ミリ、サイドは入魂の“五リン”の長さの約1・5ミリにした。

　夏のエキシビションマッチでは全9試合に4番でスタメン出場し31打数7安打9打点。2本塁打に二塁打3本、三塁打1本と長打力をアピールしたが、リーグ再開時に生き残れなかった。

　1軍初出場がかかる楽天戦を前に「打点、ホームラン、流れを変える一打。自分の仕事をするだけ」と意気込む。工藤監督は「彼はちょこちょこ当てる打者ではない。三振か本塁打か。いいものを見せて」と1メートル89、119キロの巨体にロマンを乗せた。