レッドソックス・沢村 新型コロナ感染 チームで最近5日間で8人離脱

[ 2021年9月2日 02:30 ]

レッドソックスの沢村(AP)
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 レッドソックスの沢村拓一投手(33)が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したと31日(日本時間1日)、アレックス・コーラ監督が公表した。同日に負傷者リスト(IL)入りし、レイズ戦で遠征中のフロリダ州セントピーターズバーグで隔離療養となった。日本選手では昨年、マリナーズで平野佳寿(現オリックス)が感染した。

 プレーオフ争いを繰り広げている真っただ中で選手やコーチに感染が拡大した。最近5日間で投手4人、野手2人、コーチ2人が離脱(濃厚接触者を含む)。31日のレイズ戦では初回に適時打を放った4番ボガーツに感染が判明し途中交代した。5―8で逆転負けを喫した試合後、コーラ監督は、選手を気遣いつつ「試合をできているのは幸運なこと。前に進まなければならない」と話した。

 大リーグ機構は開幕前、ワクチン接種を完了すれば検査回数を減らすことができ、球団のメンバーの85%が接種を終えればベンチでのマスク着用義務など制限を緩和する方針を打ち出した。しかし、5月中旬にはヤンキースで接種済みの選手らに感染が判明した。

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