ヤクルト・石川、首位巨人相手に6回1失点好投も援護なし 76日ぶり白星ならず

[ 2021年9月2日 20:06 ]

セ・リーグ   ヤクルト―巨人 ( 2021年9月2日    京セラD )

<巨・ヤ17>ヤクルト先発の石川(撮影・森沢裕)
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 ヤクルトの20年目左腕・石川雅規投手(41)が巨人戦(京セラD)に先発登板。6回3安打1失点と好投したが、またも打線の援護に恵まれず、6月18日の中日戦(神宮)以来5試合&76日ぶりとなる今季4勝目を手にすることはできなかった。

 初回にノーヒットで先制点をもらった石川は2回、相手主砲・岡本和に左翼5階席へ飛び込む特大33号ソロを被弾して同点とされたが、初回、3回、4回、5回と3者凡退に抑える好投。1―1のまま迎えた6回は2死から坂本に中前打され、これを塩見が後逸して一気に二塁まで進まれたが、続く吉川を打ち取って無失点で切り抜けた。だが、打線は相手先発右腕・山口から追加点を奪えず、またも援護なし。1―1のまま迎えた7回からマウンドには2番手右腕・今野が上がった。

 石川の投球内容は6回で打者21人に対して87球を投げ、3安打1失点。5三振を奪い、四死球はなかった。

 石川は8月18日の巨人戦(松山)で6回3安打1失点と好投しながら降板直後の7回に元リリーフエースで2番手右腕の石山が逆転を許して勝利が消滅。同25日の中日戦(静岡)でも5回4安打2失点(自責1)と好投しながら9回に守護神マクガフの暴投により追いつかれて勝利を逃した。この日の成績を加えて直近4試合で合計22回4失点(自責3)の防御率1・23と好投が続いているが、いずれも白星をつかむことはできなかった。

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2021年9月2日のニュース