阪神・二保 存在感キラリ5回零封「収穫ある試合」、先発か救援か矢野監督悩ます万能ぶり

[ 2021年8月7日 05:30 ]

エキシビションマッチ   阪神1ー0オリックス ( 2021年8月6日    京セラD )

<オ・神>5回、2番手で登板した二保(撮影・後藤 大輝)
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 阪神・二保が5回からの5イニングを5安打に抑えて零封した。「自分の中ですごい収穫ある試合だったし、調子もどんどん上がってきている。自分の中でつかみかけている感じがある」。毎回走者を背負っても要所を締め、9回1死一、三塁では小田を浅い右飛に押し込み、佐藤輝の本塁補殺の好返球にも助けられて“白星”をつかんだ。

 藤浪、及川との先発枠争いで大前進と思いきや、矢野監督は「誰をどう使うか。二保が頑張ってくれることで、いい悩みになる。最後まで決まらない」と“保留”にした。一時帰国していたスアレスについて「すぐってわけにはいかない」と後半戦開幕に間に合わない可能性を念頭に置くからだ。先発でも救援でも万能な二保の存在感が際立ってきた。(遠藤 礼)

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2021年8月7日のニュース