侍・青柳 自身の結果には不満も「チームに入れたことは誇り」

[ 2021年8月8日 01:03 ]

東京五輪第16日 野球・決勝戦   日本2-0米国 ( 2021年8月7日    横浜スタジアム )

侍デビューとなった青柳(撮影・北條 貴史)
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 自身初の侍ジャパン入りを果たし金メダルを獲得した青柳(阪神)は、チームとして最高の結果をつかんだことを素直に喜んだ。

 「僕自身はふがいない結果に終わったけど、チームに入れたことは誇りに思っているし、すごくいい経験ができた。何よりチームが優勝できたのが一番うれしい」

 開幕戦だった7月28日のドミニカ共和国戦では0―0の7回に登板したが3安打を許すなど2点の先制を許し2/3回で降板。8月2日の米国戦でも同点の5回に登板したが1回を投げ5安打3失点。阪神とは違う役割での登板ではあったが、結果を残すことができなかった。

 「このプレッシャーの中で野球をして、代表に入ったのは初めてだったので、全てにおいていい経験をさせてもらった」

 何ものにも代えがたい経験は今後の野球人生においてプラス。05年以来、16年ぶりのリーグ優勝を狙う猛虎にとっても苦しい戦いが予想されるシーズン後半戦で、青柳が大きな力になってくれるはずだ。

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2021年8月7日のニュース