中日球団が木下雄介投手の死去を発表 死因、葬儀予定などは家族の意向を尊重し非公表

[ 2021年8月7日 05:30 ]

中日・木下雄介投手
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 中日は6日、木下雄介(きのした・ゆうすけ)投手が3日に愛知県内で死去したことを発表した。27歳だった。球団によると、7月6日にナゴヤ球場での練習中に倒れ、救急搬送されて入院していた。加藤宏幸球団代表は「ご家族の意向もあるので」と死因、葬儀予定などを明らかにしなかった。

 木下雄投手は3月21日の日本ハムとのオープン戦で右肩を脱臼。4月に右肩と右肘内側側副靱(じん)帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、復帰を目指してリハビリに励んでいた。各球団は6月以降、新型コロナウイルスのワクチン接種を進め、中日も実施。木下雄投手も6月28日に1度目のワクチン接種を受けていた。

 大阪市出身で、生光学園高(徳島)を経て駒大を中退後、独立リーグの四国アイランドリーグplus・徳島に練習生で入団。16年育成ドラフト1位で中日に入団し、18年3月に支配下選手契約を結んだ。通算37試合、0勝0敗1セーブ、防御率4・87だった。

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