日本ハム・郡　魂の決勝3点三塁打「プロに入って一番くらいの打球」

エキシビションマッチ   日本ハム8―4DeNA （ 2021年8月6日    函館 ）

＜日・D＞7回1死満塁、逆転適時三塁打を放ち塁上でガッツポーズする郡（撮影・高橋茂夫）
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　日本ハム・郡が魂の決勝3点三塁打だ。エキシビションマッチのDeNA戦に「1番・三塁」で4日の1軍合流後初先発。1点を追う7回1死満塁から試合を決める走者一掃の適時三塁打を放った。前日は帝京の先輩にあたる杉谷が2安打2得点の活躍。試合後のヒーローインタビューでは「プロに入って一番くらいの打球だった。拳士さんがグラウンドに立つと凄く歓声が湧くけど、郡もいるぞと覚えてください」と自らを売り込んだ。

　捕手登録ながら今カードは右翼、左翼、三塁と万能ぶりを発揮。打撃力を生かすためにさまざまなポジションで使われる。この日は2安打を放って3試合で8打数3安打、打率・375と結果を残し「打撃を求められていると思う。一打席一打席が勝負。打てて良かった」と話した。

　チームでは近藤を筆頭に浅間、高浜ら横浜OBが存在感を示す。帝京も杉谷、松本剛、石川亮がいるが「横高打線はレベルが高い。強打の帝京にならないと駄目ですね」と笑った。（東尾　洋樹）