韓国は3位決定戦に敗れてメダルなし 「石直球」呉昇桓がまさかの5失点 金卿文監督は謝罪

[ 2021年8月7日 17:02 ]

東京五輪 野球3位決定戦   ドミニカ共和国10―6韓国 ( 2021年8月7日    横浜スタジアム )

3位決定戦に敗れた韓国(AP) 
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 ベンチでは悔しそうに目を伏せ、グッと唇を噛みしめていた。まさかの5失点KO。韓国は守護神・呉昇桓(オ・スンファン)が崩れてメダルを逃した。

 「石直球」と呼ばれる直球を武器に阪神、メジャーでも活躍。今大会は追加招集で代表メンバーに加わった。

 この日は1点リードの8回にマウンドへ。しかし1死満塁から自身の暴投で同点とし、さらに二、三塁から元巨人の4番・フランシスコに勝ち越しの左中間二塁打を浴びる。

 続くミエセスには左翼への特大2ランを被弾。4点を勝ち越され、わずか1/3イニングでマウンドを降りた。

 韓国はそのまま敗戦。前回08年北京五輪で金メダルを獲得したが、今回はメダルなしに終わった。金卿文(キムギョンムン)監督は「非常に残念だ。韓国の国民の皆さんに申し訳ない」と言葉を絞り出した。

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