大谷 弾丸187キロ二塁打!得点には至らずも 後半戦初、今季11度目のリアル二刀流で2試合連続安打 

[ 2021年7月20日 11:24 ]

ア・リーグ   エンゼルス1ー4アスレチックス ( 2021年7月19日    オークランド )

エンゼルス・大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は19日(日本時間20日)、敵地オークランドでのアスレチックス戦に「2番・投手」で投打同時出場。第2打席に2試合連続となる安打を放ち、4打数1安打で打率・277とした。投げては6回3安打無失点で8三振を奪ったが、自身メジャー最多となる5勝目はならず。防御率は3・21となった。7回は右翼の守備に就いた。チームは1-4で連敗し、借金を1とした。

 3回、2死一塁で迎えた第2打席で、先発左腕・アービンの直球を捉えて中越えの二塁打を放った。打球速度は116マイル(約186・8キロ)だった。だが一塁走者・フレッチャーが本塁でアウトとなり、チャレンジも覆らず得点には至らなかった。

 初回無死二塁で迎えた第1打席は中飛だった。6回1死一塁での第3打席は空振り三振だった。8回2死一塁の第4打席は2番手・トリビノの前に三飛だった。

 投げては初回は先頭・キャンハを直球で空振り三振など3者凡退に斬った。2回は1死からモアランドに右中間二塁打を浴びたものの、チャプマン、ラウレアーノを直球、スライダーで連続空振り三振に仕留めた。3回は1死から四球とキャンハに右翼線二塁打を浴び1死二、三塁の危機を迎えたが、アンドルスをスライダーで空振り三振、オルソンを直球でニゴロに退けた。

 4回は3者凡退。5回もマーフィー、ケンプをスライダーで空振り三振など、3者凡退に抑えた。6回は2死からオルソンに右前打を浴びたが4番・ローリーをスライダーで投直に斬った。最速は99・3マイル(約159・9キロ)だった。

 大谷は前戦18日(同19日)のマリナーズ戦には「2番・DH」で出場し、後半戦初本塁打となる34号2ランを放つなど、3打数2安打2打点、2四球だった。チームは4―7で敗れた。前回登板は6日(日本時間7日)のレッドソックス戦で「2番・投手」で投打同時出場。7回、89球を投げ5安打1失点で、4勝目、渡米1年目の2018年に記録した自身最多勝利数に並び、日米通算50勝目を挙げた。打っては、同点二塁打を放つなど4打数1安打1打点で試合は5-3だった。この日の試合前までの今季投手成績は13試合4勝1敗、防御率3・49、打者成績は87試合で314打数87安打74打点、34本塁打12盗塁。

 また13日にはオールスターゲームで史上初の投打二刀流として初出場、初回1イニングを投げ3者凡退で勝利投手に。打っては2打数無安打で5回に交代した。

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2021年7月20日のニュース