【大谷と一問一答】好投も“打”に責任感じる「自分の打席で勝てるチャンスつくれた」

[ 2021年7月20日 16:22 ]

アスレチックス戦で6回3安打無失点と好投したエンゼルスの大谷(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が19日(日本時間20日)、オークランドでのアスレチックス戦に「2番・投手」の投打同時先発で後半戦初登板し、6回3安打無失点、8三振1四球で勝敗は付かなかった。今季は4勝1敗。打撃は4打数1安打、1三振で、34本塁打は依然メジャー単独トップ。降板後は右翼守備に就き、8回の守りで交代。チームは1―4で敗れた。

 以下、試合後の主な一問一答。

 ――投球全体で何が一番良かったか。
 「ストライクの割合も悪くなかったですし。ランナー置いてから投球自体が良かったかな。まあそこら辺かなと思います」

 ――最初の3回について。
 「各打者とも狙いが追い込まれてから違うなと思いました。打者の反応を見ながら決めました。結果的に何を投げても自分がしっかり投げていればいいかなと思います」

 ――試合前のゲームプランは。
 「何を投げるかはもちろん大事ですけど、どちらかというと自分がどういう状態で投げている方が割合でいうと大事かなと思うので。何を選択するかはもちろん大事ですけど、どういうふうに投げるかの方が大事かなと思っています」

 ――カットボールについて。
 「うまく球数調整が出来ているかなと。有効に使えるかなと思います」

 ――好投しても勝てないことが多い。
 「もちろんいい投球をして勝ちたいと思うのは、投手の本能だと思います。自分自身も打線に入っているので、みんなと一緒に点を取りにいっているので。なかなか打ちあぐねる姿も分かりますし、今日も1本しかヒットを打っていないので、自分の打席で勝てるチャンスをつくれたと思う」

 ――本塁打競争出場の影響は。
「感じてはいないですかね。感覚的には紙一重だと思うので、結果の割には良いスイングはできているかなと思います」

 ――オールスター戦の疲れは。
 「体の重さみたいなのはなかったですかね。オールスターが終わって2日間休めましたし、沢山寝てスッキリして後半戦臨めているかなと思います」

 ――準備などオールスターの経験が生きたか。
 「直近で生きるものばかりではないですし、良い選手の良い習慣を勉強して長期的に生かしていけれと思っているので。初回の入りはどの投手も難しいので」

 ――試合前に中堅後方で打撃の調整。
 「毎日、DHで出るので、ケージで調整しているので、同じようにやっています」

 ――7回から右翼を守った。まだあまり打球が飛んできていない。
 「守備位置の確認は毎回するの。まだ1回もフライとかアウトの処理はしていないので、イージーなフライでもいいので1個アウト捕ることで多少落ち着くのかなと思う」

 ――スパイクの裏を気にする場面があった。
 「粘り気のあるマウンドだったので外野の守備ちょっと危ないかなっていう」

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月20日のニュース