元球児・小泉進次郎環境相「本当に良かった」 米子松蔭の不戦敗取り消しにホッ!

[ 2021年7月20日 15:57 ]

 小泉進次郎環境大臣(40)が19日に自身のブログを更新。鳥取県高校野球連盟が同日開いた記者会見で米子松蔭の出場辞退と不戦敗を取り消すと発表したことを喜んだ。

 小泉大臣は18日に「学校関係者にコロナの感染者が一人いるだけで、感染者のいない野球部が大会に出られない。こんな形の引退を高校3年生にさせないでほしい。高校球児だった者として切に願います」とブログに投稿していたが、19日に鳥取県高校野球連盟が同日開いた記者会見で米子松蔭の出場辞退と不戦敗を取り消すと発表。その後、再びブログを更新し「今日になって鳥取県高野連の決定により、出場できるようになりました。本当に良かった。神奈川でも熱戦が繰り広げられていますが、全国の高校球児にとって完全燃焼できる夏になることを願っています。日差しが強く暑い日が続きますので、高校球児だけではなく皆さんも熱中症には気をつけてください」とつづった。

 高校野球の春季鳥取大会を制した第1シードの米子松蔭は学校関係者1人に新型コロナウイルス感染者が出たため、17日に第103回全国高校野球選手権鳥取大会への出場を辞退。この判断を巡ってSNSには非難の声があふれ、著名人も一斉に再考すべきとの声を上げた。米子松蔭の西村虎之助主将は18日に自身のツイッターへ「僕たちは夏の大会に向けて、甲子園目指して、必死に練習してきました。部員から陽性者は出ていません。校長先生含め学校は最後の最後まで出場できる道を探してくれました。試合もできずに、このまま終わってしまうのは、あまりにも辛いです。何とか出場する道を模索していただけませんか?」と投稿。鳥取県高校野球連盟は19日に記者会見を開き、米子松蔭の出場辞退と不戦敗を取り消すと発表していた。不戦敗が取り消しとなった米子松蔭は、試合開催を望んだという境と21日に2回戦で対戦する。

 小泉環境相は関東学院六浦(神奈川)時代に野球部員としてプレー。同校は今大会で6年ぶり初戦突破を果たしたが、13日の2回戦で今春センバツ王者の東海大相模に0―11で5回コールド負けを喫している。

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2021年7月20日のニュース