大谷 後半戦初のリアル三刀流 4の1&6回3安打無失点好投も5勝目はならず エ軍は連敗 

[ 2021年7月20日 13:32 ]

ア・リーグ   エンゼルス1-4アスレチックス ( 2021年7月19日    オークランド )

アスレチック戦に先発した大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は19日(日本時間20日)、敵地オークランドでのアスレチックス戦に「2番・投手」として後半戦初となる投打同時出場。6回を投げて、3安打無失点、8三振も0-0で降板し、自身メジャー最多となる5勝目はならず。防御率を3・21とした。打っては3回に二塁打など、4打数1安打で打率・277。7回は右翼守備に就き、8回の打席後に交代した。チームは1-4で連敗し、借金を1とした。

 大谷は今季14度目の先発登板で、投打当時出場は11度目。初回は先頭・キャンハを直球で空振り三振など3者凡退に斬った。2回は1死からモアランドに右中間二塁打を浴びたものの、チャプマン、ラウレアーノを直球、スライダーで連続空振り三振に仕留めた。3回は1死から四球とキャンハに右翼線二塁打を浴び1死二、三塁の危機を迎えたが、アンドルスをスライダーで空振り三振、オルソンを直球でニゴロに退けた。

 4回は3者凡退。5回もマーフィー、ケンプをスライダーで空振り三振など、3者凡退に抑えた。6回は2死からオルソンに右前打を浴びたが4番・ローリーをスライダーで投直に斬った。この日与えた四球は1で、最速は99・3マイル(約159・9キロ)だった。


 打っては先発左腕・アービン相手に初回無死二塁で迎えた第1打席は中飛。3回2死一塁で迎えた第2打席では直球を捉えて中越えの二塁打を放った。打球速度は116マイル(約186・8キロ)で、2試合連続安打となった。だが一塁走者・フレッチャーが本塁でアウトとなり、チャレンジも覆らず得点には至らなかった。6回1死一塁での第3打席は空振り三振。8回2死一塁の第4打席は2番手右腕・トリビノの前に三飛だった。

 

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