横浜強心臓の1年生・杉山が投打で躍動 秋準V鎌倉学園との接戦制し5回戦進出

[ 2021年7月20日 14:43 ]

第103回全国高校野球選手権・神奈川大会4回戦   横浜3―0鎌倉学園 ( 2021年7月20日    相模原 )

<横浜・鎌倉学園>2番手で登板し、2回2/3を無安打無失点と好投した横浜・杉山
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 強心臓の1年生が投打で躍動し横浜を5回戦へ導いた。0―0の7回1死一、二塁で杉山遙希(1年)が2番手で登板。息詰まる投手戦の中、この日最大のピンチにも「準備はできていた。自分が抑えてやろうと」と動じず左飛、遊ゴロに抑える好救援を見せた。

 自身の投球で流れを引き寄せると直後の7回2死二、三塁では決勝の2点二塁打。「つなぐという意識で打席に立ちました。最高でした」とベンチへ渾身のガッツポーズを披露した。

 昨秋の県大会準優勝の鎌倉学園に対し、堂々の投球で2回2/3を無安打無失点。緊迫した場面で起用も村田浩明監督は「杉山しかいないと思ってマウンド上げて期待通りにやってくれた」。指揮官の信頼は厚く「練習も一番やるし、本当に気持ちの入った選手。これから横浜高校を担っていく貴重な選手」と大きな期待を背負う。

 「できるだけ長く先輩たちとやりたい」と杉山。3年ぶりの夏の甲子園を目指すチームに頼もしい新戦力が加わった。

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