巨人・ビエイラ 球宴でも魅せた練習量に他球団選手も驚き 宮本コーチも「すごいです」と評価

[ 2021年7月19日 05:30 ]

巨人のビエイラ
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 球宴に初出場した巨人のチアゴ・ビエイラ投手(28)が存在感を増している。前半戦は抑え投手としての役割を果たし、ここまでチームトップの9セーブをマーク。23試合連続無失点と安定感が光る。練習量はチームでもトップクラスの努力家で、宮本和知投手チーフコーチ(57)は「うちの選手で誰が練習量すごいかって言ったらビエイラだから。すごいです」と舌を巻いている。

 メットライフドームで行われた16日の球宴第1戦では、球宴最速となる163キロをマークし、勝利投手にもなった。その試合前にも、ビエイラは全力ダッシュを繰り返したり、体幹トレーニングを行って大粒の汗を流していた。宮本コーチは「他の選手が『何?』って言うぐらい、ビエイラの練習量は相当すごかったらしいです」と明かす。

 その上で来日2年目で成長著しい右腕について「(ビエイラは)日系人に教わってるからね、日本の野球が彼に合っている。練習はうそをつかないていうのが、そういう教育されているから。いい人に教育されたらこうなるんだなと思う」と練習での姿勢も高く評価。他の外国人にも好影響を与えているといい「ビエイラが来て本当に外国人の意識が変わったと思う。特にデラ(デラロサ)はよくやってる。“ビエイラ効果”ですよ」と笑顔で話した。

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2021年7月19日のニュース