DeNA今永、前半戦を振り返り「出来過ぎた部分はある」後半戦へ「先頭に立って引っ張っていきたい」

[ 2021年7月19日 19:13 ]

14日の阪神戦に登板したDeNA先発・今永
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 昨年10月に左肩をクリーニング手術したDeNA・今永昇太投手が、8試合3勝2敗、防御率3・61で終了した前半戦を振り返り「春のキャンプからリハビリをしていたことを考えると、正直出来過ぎた部分はある」と振り返った。

 5月23日のヤクルト戦(神宮)で復帰すると登板ごとに調子を上げ、14日の阪神戦は7回4安打1失点で3勝目をマーク。快投で甲子園の虎党を黙らせた。

 その試合で話題になったのが、イニングの登板を終えると必ずベンチに全力疾走で戻る姿。「前に石田(健大)さんに“いい投球をしたときは軽快に戻るが、打たれたときは歩いて戻ってるね”と言われたことがあり、ではすべて軽快に走って戻ろうと思って始めた。そうすればベンチも盛り上がる」と明かした。

 6月13日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、1度全力疾走してベンチに戻ったときには、ベンチ裏で見ていた石田から「俺が思っているより8倍速い」と言われ爆笑を誘ったこともあったという。

 エースが前半戦で調子を取り戻し、後半戦は巻き返しへの柱となる。左腕は自覚十分に「開幕から投げられなかった分、(後半戦は)一番先頭に立って引っ張っていきたい」と意気込んだ。

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2021年7月19日のニュース