巨人3チーム対抗戦 発案の原監督「全員参加する方法はないかと」 若手はアピールの場に

[ 2021年7月19日 21:23 ]

<巨人練習>ストレッチする原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人が21日に東京ドームで行う3チーム対抗戦「リアルジャイアンツカップ」について、発案者の原辰徳監督(62)は「全員が参加する方法はないかなと。紅白だと限られる」と思いを巡らせて発案したと明かした。

 対抗戦は元木ヘッドコーチ率いる「元木軍」、阿部2軍監督率いる「阿部軍」、二岡3軍監督率いる「二岡軍」に分かれ、7回制で行われる。この日にジャイアンツ球場でドラフト会議が行われ、3チームのメンバーも決定した。珍しい試みに原監督は「生きているうちに知恵は使わないと。(部員が)多い大学生とか高校生チームとかこれからするかもよ」と語る。多くの部員を抱え、控え選手が実戦に臨む場が少ないチームにとっても参考になる一戦だ。

 ドラフト会議の冒頭、原監督は「プレーというものを光るものがあるならば、そこから練習試合とかもありますので、新しい戦力を発掘したいと思っています」と開会あいさつした。若手にとっては絶好のチャンス。アピール次第では五輪中断期間のエキシビジョンマッチなどでの1軍昇格も「あり得る」とした指揮官。若手、中堅、ベテランが交じっての試合は注目だ。

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2021年7月19日のニュース