愛工大名電の二刀流左腕・田村 投打で活躍2安打2打点&5回零封

[ 2021年7月19日 05:30 ]

第103回全国高校野球選手権愛知大会3回戦   愛工大名電8―0杜若 ( 2021年7月18日    小牧市民 )

<愛工大名電・杜若>先発で5回無失点と好投した愛工大名電・田村
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 愛工大名電の二刀流左腕・田村俊介(3年)が「2番・投手」で出場し、投打にわたる活躍で7回コールド勝ちに導いた。

 まずはプロも注目する高校通算31本塁打の打撃だ。2回に中前打を放つと、4点リードの6回1死満塁では右翼線へ2点二塁打。「勝負強さや打率を残すことを求めてやっている」と2安打2打点に手応えを感じていた。

 投げても5回を1安打無失点。最速142キロの直球を軸に7三振を奪い「ドンドン真っすぐで押していこうと思った」。降板後は一塁を守り、倉野光生監督は「投げて打って守って主将やって、高校野球は四刀流でも五刀流でもやってもらわないと」と左投げでは異例の三塁での起用も示唆した。田村も「任されたところで力を出せるように」と3年ぶりの夏の甲子園に導く。(中澤 智晴)

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