大谷翔平 7回にメジャートップ級快足で2試合ぶり安打! 初回5打席連続三振も9回後半戦初アーチ

[ 2021年7月19日 07:27 ]

ア・リーグ   エンゼルス4―7マリナーズ ( 2021年7月18日    アナハイム )

<エンゼルス・マリナーズ>7回1死から快足を飛ばして一塁内野安打したエンゼルス・大谷(撮影・沢田 明徳) 
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は18日(日本時間19日)、本拠地アナハイムでのマリナーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。第4打席で2試合ぶりの安打を放った。第5打席には後半戦初本塁打の34号2ランを放ち、この日は3打数2安打2打点、2四球で打率は・277となった。チームは4―7で敗れ、勝率5割に逆戻りした。

 初回1死の第1打席は、マ軍の先発右腕ジルベルトと対戦して空振り三振で、前日の第2打席からメジャー自己ワーストの5打席連続三振。3回2死一、三塁の第2打席は四球、5回2死一塁の第3打席も四球で出塁し、左腕ミセビッチと対戦した7回1死の第4打席に一塁ゴロかと思われたが、俊足を生かして内野安打した。16日の同カードの9回に中前2点適時打して以来2試合ぶりの安打となった。秒速30フィート(約時速32・6キロ)で、MLB平均の同27フィート(同29・6キロ)を大きく上回るメジャートップクラスのタイムを叩き出した。

 9回2死三塁の第5打席では、2ボール2ストライクからリリーフ右腕シーウォルドの内角低めのスライダーをすくい上げ、右中間に34号2ラン。打球速度は107マイル(約172キロ)、飛距離は419フィート(約127メートル)で打球角度は25度。9日(同10日)のマリナーズ戦以来、オールスターゲームを挟んで5試合ぶりのアーチで、本塁打王争いでは、この日に31号を放ったブルージェイズ・ゲレロと3本差となった。11日(同12日)のマリナーズ戦以来今季26度目のマルチ安打も記録した。

 前日17日(同18日)の同カードでは「2番・DH」で出場し、渡米後初となる4打席連続三振を喫するなど5打数無安打で、この日の試合前までの今季打撃成績は、86試合で311打数85安打72打点、33本塁打、12盗塁で打率・273となっていた。

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