阪神・秋山が4月1日の広島戦で先発 得意の広島、負けられない巨人戦でフル回転し、開幕ダッシュ任せた

[ 2021年3月12日 05:30 ]

開幕2カード目の広島戦に回ることが分かった阪神・秋山
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 阪神・秋山が4月1日の広島戦(マツダ)に起用されることが11日、分かった。4月の週前半に2カード組まれている巨人戦に西勇とともに投入されることも濃厚。序盤からギア全開で開幕ダッシュへの貢献が期待される。

 開幕6戦目、先発ローテーションでは最後の登場でも、与えられた役割は小さくない。中6日の間隔で回れば4月は広島→巨人と交互に2度ずつぶつかる。昨季6試合に登板して4勝無敗、防御率1・45を誇ったのが他ならぬ広島戦。そして、チームが8勝16敗と大きく負け越しV逸の要因にもなった巨人戦は浮沈のカギを握る。

 「火曜日の男」としてシーズンをスタートする西勇とともに“Wエース”として課せられたG倒のミッション。昨年12月には2試合(1勝1敗)に終わった伝統の一戦の登板増に「別に苦手意識はないので投げたかった。巨人戦にいいピッチャーを当てていると思うので、まずそこに当ててもらえるように」と意欲を示していた。

 前回9日の教育リーグ・オリックス戦では5回1失点と好投し、順調な調整をアピール。次回は17日の西武戦(メットライフドーム)に向かう見込みだ。投手陣の中心を担う存在としてキャンプから行動と姿勢で示してきた12年目。フル回転を見据えて力をためる。

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