どうしても欲しい? 阪神・佐藤輝のホームランボール 傘でキャッチしようするファンも出現

[ 2021年3月12日 14:33 ]

オープン戦   阪神―西武 ( 2021年3月12日    甲子園 )

<オープン戦 神・西> 2回無死、佐藤輝のホームランボールを傘でキャッチしようとするファン(撮影・大森 寛明)
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 阪神のドラフト1位・佐藤輝が第1打席でまたも甲子園にアーチをかけた。「6番・左翼」でスタメン出場すると、2回の先頭打者で西武の開幕投手・高橋の初球146キロを逆方向の左翼に叩き込んだ。これで、オープン戦は早くも3号。現時点では、日本ハムの野村に並ぶ3号で、オープン戦の本塁打王争いも現実味を帯びる一撃となった。

 佐藤輝は、10日の広島戦で甲子園初本塁打を放った際に記念球には興味を示さなかった。近大時代も含め甲子園での初本塁打だったが「僕はいいですよ(笑い)。取った人が持っててくれたら。僕はいいです」と返還を求めることもせず、ファンの「宝物」になることを望んだ。

 そんな一言もあってか、この日の左翼スタンドには、傘でホームランボールを捕ろうとするファンも出現。スターの宿命か、“お宝級”のボール争奪戦が今後も起こりそうだ。

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