「6番目の男」へ、オリのドラ4中川颯が正念場 教育Lでプロ初先発も4回4失点

[ 2021年3月12日 05:30 ]

ウエスタン教育リーグ   阪神6ー2オリックス ( 2021年3月11日    鳴尾浜 )

教育L阪神戦で先発したオリックス・中川颯
Photo By 代表撮影

 オリックスのドラフト4位・中川颯(立大)が春季教育リーグ・阪神戦で“プロ初先発”し、4回7安打4失点だった。

 「今日の4失点は勉強になりました。打たれたこと、フォームが崩れた理由など、動画を見て、もう一度しっかり考えたいです」

 木浪に右前適時打を許すなど初回にいきなり2失点。「ツーシームやチェンジアップを試すことをテーマに投げた中で、横振りになり制球もバラついた」。先発仕様の投球を模索し、ゴロアウト増へ球種を試したことも乱れた理由だった。

 26日からの西武との開幕3連戦は山本、宮城、山岡で、続く30日からのソフトバンク3連戦は田嶋、山崎福、中5日の山本が有力。まずは先発陣5人で開幕し、4月2日からの楽天3連戦で「6番目の男」が必要になる。竹安、張奕との三つどもえとみられ、中川颯は「打者のタイミングを外せるように、やっていけたら」と次回登板を見据えた。本番まで残り2週間。アンダースローの新人が大抜てきとなるか、注目だ。(湯澤 涼)

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2021年3月12日のニュース