西武・森 先輩藤浪打ちで打率・474に上昇「甲子園で試合ができて楽しかった」

[ 2021年3月12日 16:20 ]

オープン戦   阪神3―3西武 7回裏無死降雨コールド ( 2021年3月12日    甲子園 )

<神・西>初回1死一塁、森は左越え二塁打を放つ。投手藤浪(撮影・北條 貴史)
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 甲子園春夏連覇バッテリーの軍配は、西武・森友哉捕手(25)に上がった。初回1死一塁で、1学年先輩の藤浪晋太郎投手(26)と対峙。初球153キロの直球が右腕から投じられると「初球はストレートが来ると思ったので、思い切り振りに行きました」と、森もフルスイングで応え、ファウル。1ボールを挟み、3球目152キロの直球を左越えにはじき返す適時二塁打で先制点を呼び込み「上手いこと逆らわず打つことができた。いい形でとらえられました」と喜んだ。

 第2、3打席に四球を選んだ森は、これでオープン戦の打率が・474に上昇。「いい状態だと思います。球の見え方もいいですし、ファーストストライクから振れています」とうなずいた。初回裏の守備では、中前打で出塁した俊足の近本の二盗を刺し「うまいこと投げられたと思います。良かったです!甲子園で試合ができて楽しかった」と上機嫌で引き上げた。

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2021年3月12日のニュース