阪神・藤浪「さすが森。良いバッターだなと」 かつての女房役・森とのTOIN対決を振り返る

[ 2021年3月12日 16:45 ]

オープン戦   阪神3ー3西武 (7回表降雨コールド) ( 2021年3月12日    甲子園 )

<神・西>初回1死一塁、森(左)に左越え二塁打を浴びる藤浪(撮影・北條 貴史)
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 先発で5回3失点だった阪神の藤浪晋太郎投手(26)が登板後、大阪桐蔭の後輩・森との対戦を振り返った。

 初回、1死一塁で迎え初球に投じた153キロの直球をフルスイングでファウル。「いきなり強いスイングで、さすが森やなと思いました」と警戒を強めたものの、3球目に投じた真ん中低めの152キロ直球を左翼越えに弾き返される適時二塁打を許した。

 「打たれた球はコースは甘いんですけど、高さってそんなに甘くないんと思うんで、あらためて良いバッターだなと思いました」。

 3回1死の第2打席は四球を与え、この日は1打数1安打1打点の森に軍配が上がった。登板前日には「余裕があれば意識して良いものをお見せできれば」と話していた右腕。投球自体は尻上がりに調子を上げ、2回以降は外野に1本も飛球を許さず快投し、決定している開幕投手の大役へ弾みをつけた。高校時代にバッテリーを組み、互いを認め合う「TOIN対決」は刺激になったはずだ。

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2021年3月12日のニュース