ソフトバンク・杉山VS巨人・秋広の注目の長身対決 秋広が遊撃内野安打に鋭い中直

[ 2021年3月9日 22:59 ]

<ソ・巨1>2回1死満塁、遊撃適時内野安打を放つ秋広。投手・杉山(撮影・岡田 丈靖)
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 身長2メートルの打者が放った打球は、1メートル93の投手の右脇後方にコロコロと転がっていった。9日のソフトバンク―巨人のオープン戦で、1つの注目だった“ビッグマン対決”は、巨人の秋広優人内野手(18)に軍配が上がった。ソフトバンク先発の杉山一樹(23)と0―1の2回1死満塁で初対決。高卒ドラ5の新人野手は初球152キロをファウル、121キロスライダーを見逃した後の3球目スライダーをバットの先に当てると、遊撃への適時内野安打で同点となった。

 8日のペイペイドームでの投手練習。杉山は身長7センチ差、5歳差の秋広との対決を前に「2メートル級(との対戦)はプエルトリコのウインターリーグで。よく見上げるのは、椎野さん(1メートル96右腕)くらい。高卒ですよね。頑張って抑えます」と話していた。

 4回先頭での2度目の対戦は、強烈なライナーでの中直。杉山も意地を見せたが秋広の適時打から計3失点につながってしまった。

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2021年3月9日のニュース