阪神・西純に魔の1球…広島・クロンに満塁弾浴びる 5回4失点で粘りも

[ 2021年3月9日 15:11 ]

オープン戦 阪神ー広島 ( 2021年3月9日    甲子園球場 )

<神・広>3回、バックに声をかける阪神・西純(撮影・大森 寛明)
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 阪神・西純が開幕生き残りをかけ、今春の甲子園初戦となる広島戦に先発した。今春はここまで4試合に登板し、防御率4・09。開幕ローテは事実上、残り1枠となった中、「あまり緊張せずに、楽しんで投げられたらなと思う。しっかりと自分のピッチングをした上での結果だと思って投げたい」とマウンドに上がった。

 甲子園は昨年6月24日のウエスタン・リーグ、オリックス戦で中継ぎ登板し「プロ初勝利」を挙げた思い出の場所。初回から無死一、二塁のピンチを背負ったが、鈴木誠を見逃し三振、松山二ゴロ併殺で切り抜けた。だが、3回に広島打線につかまった。2死無走者から菊池涼の左安打と2四球で満塁とされ、クロンに高め直球を左中間スタンドに叩きこまれた。それでも5回無死二、三塁では鈴木誠を再びフォークで三振。2死からはクロンを外角スライダーで空振り三振に仕留め、5回6安打4失点と踏ん張った。

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2021年3月9日のニュース