阪神・西純 開幕1軍生き残りかけ9日広島戦先発、今春の甲子園初戦「楽しんで投げられたらなと」

[ 2021年3月9日 05:30 ]

<阪神>力強くボールを投げ込む西純(撮影・坂田 高浩)
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 阪神の西純が開幕生き残りをかけ、今春の甲子園初戦となる9日の広島戦に先発する。

 「あまり緊張せずに、楽しんで投げられたらなと思う。結果を残さないといけないと思いすぎても良くないと思うので、しっかりと自分のピッチングをした上での結果だと思って投げたい」

 甲子園は昨年6月24日のウエスタン・リーグ、オリックス戦で中継ぎ登板し「プロ初勝利」を挙げた思い出の場所。今回は1軍相手には初の聖地登板となるが、気負いは一切ない。「丁寧にしっかり低めにコントロールして投げていきたい」。課題とされた制球も春季キャンプを通して手応えをつかんできているが、従来と同様のテーマを掲げた。

 8日は甲子園で投手練習に参加して、キャッチボールやショートダッシュなどで最終調整した。今春はここまで4試合に登板し、防御率4・09。残り少ないローテーションの枠を手にするためにも、是が非でも存在感を示したい。(長谷川 凡記)

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2021年3月9日のニュース