二刀流でドラフト候補の神戸国際大付・阪上 神戸国際大との練習試合で俊足披露

[ 2021年3月9日 20:23 ]

練習試合   神戸国際大付4―2神戸国際大 ( 2021年3月9日    高砂 )

9回、セーフティーバントで投前安打を放ち笑顔の神戸国際大付・阪上翔也
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 第93回選抜高校野球大会(19日から13日間、甲子園)に出場する神戸国際大付が9日、阪神大学野球リーグ1部の神戸国際大と練習試合を行った。今秋ドラフト候補で最速145キロを誇る二刀流の阪上翔也(2年)は1―2の9回無死一塁で、代打で出場。自らの判断で投前へセーフティーバントを転がして安打とし、この回3点を奪う勝ち越し劇につなげた。

 「打球が少し強くなってしまってアウトになるかと思いましたが、ギリギリ間に合いました」

 高校通算20本塁打の打棒もさることながら、50メートル走5秒9の俊足も武器。抜群に高い身体能力を持つ右腕は、北海(北海道)との記念すべき選抜大会令和初戦となる開幕カードへ向け「一番にできるのはうれしい」と試合を待ち切れない様子だった。

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2021年3月9日のニュース