オリックス・平野佳 1255日ぶり本拠地で1回無失点 守護神候補、上々のオープン戦発進!

[ 2021年3月9日 20:32 ]

オープン戦   オリックスーヤクルト ( 2021年3月9日    京セラドーム )

<オ・ヤ>7回、オープン戦初登板となった平野佳寿(影・井垣 忠夫)
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 背番号16が帰ってきた。4年ぶりに古巣復帰したオリックス・平野佳がオープン戦初登板し、1回無失点。2017年10月1日のソフトバンク戦以来1255日ぶりに京セラのマウンドで躍動した。

 7回に2番手で登板。先頭・内川に四球を与えたが、動じない。続く塩見を遊ゴロ、西浦は三飛に退けると、最後は中村を外角カーブで三ゴロに仕留めて、笑顔で降板した。

 「コロナ下で厳しい状況で迎えてくれた球団に感謝していますし、それには優勝でしか返せない。体がボロボロになるまでオリックスのために頑張りたい」。2月10日に宮崎で行った復帰会見の言葉には重みがあった。同11日に春季キャンプに合流。27日の楽天2軍との練習試合で1回無失点だった。中嶋監督ら首脳陣は経験豊富なベテラン右腕に調整を委ね、キャンプ後は大阪・舞洲で調整。この日1軍に合流し本拠地凱旋登板を果たした。

 昨季のチーム救援防御率4・07はリーグワーストで、抑え役を務めていたディクソンが先発再転向するためクローザーが不在。14年に守護神としてセーブ王に輝いた右腕は、もちろん大役候補の1人で、快投に期待が懸かる。

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2021年3月9日のニュース