阪神・藤原オーナー 揚塩社長の辞任承諾 申し出の時期「はっきりとは覚えてない」

[ 2020年10月10日 05:30 ]

18年10月の監督就任会見で、球団旗の前で握手を交わした(左から)藤原崇起オーナー、矢野燿大監督、揚塩健治球団社長
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 阪神の藤原崇起オーナーは大阪市福島区の阪神電鉄本社で取材に応じ、揚塩球団社長の辞任を承諾したことを明かした。

 「彼はかなりいちずでずっとやるというタイプ。その中で辞任したいということでございましたから、これはもう、やむないと思い、承認いたしました」

 一連のコロナ騒動の中でも継続的に話し合い、辞任の申し出の時期には「具体的にそれに至ったというのは、はっきりとは覚えてません。いろんなことが起こる度に思いを聞いていた」と説明。3、9月に球団内で感染者を出したことについて「3月にああいうことになって、本当にファンのみなさん、これから開幕していこうというところで申し訳ないと思いました」と改めて謝罪した。

 球団として監督責任も問われる事態に「気の緩みというのですかね、そういうのもあったのかなと。いろんな仕事をしている人たちが、みんな自分の役割というものを再確認してもらうように、強く要請したい」と強調。球団トップとして、再度チームを引き締め直す意向を示した。

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2020年10月10日のニュース