ソフトB東浜「負けることのできない」首位攻防戦で8回1失点 終盤の四球反省「次につなげないと」

[ 2020年10月10日 17:18 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―1ロッテ ( 2020年10月10日    ペイペイD )

<ソ・ロ>ソフトバンク先発の東浜(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンクの東浜巨投手(30)が10日、2位・ロッテとの首位攻防戦で先発し、8回3安打1失点、3四球8奪三振の好投。自身5連勝で、今季7勝目(1敗)を挙げ、チームの首位キープに貢献した。

 「負けることのできない試合だなと、気持ちを入れて臨みました」という東浜。ますは初回、先頭の藤原から空振り三振を奪うなど3人で立ち上がりを終え、味方の先制点もあり5回2死までは無安打投球を披露。「打線が先に点を取ってくださったのですごい楽に投げることができました」と感謝した。

 6回に藤原の適時打で1点を失ったが大きく崩れることはなく、主軸と対する7回は、3番・マーティンをシンカーで投ゴロ、4番・安田を148キロの直球で空振り三振、5番・井上を遊ゴロ。「一人一人、集中して抑えていくという積み重ねを意識して投げました」と、力投を振り返った。

 8回は2死から四球を出すも3つのアウト全てを三振で奪い、この回で降板。大事な試合で先発の役割を果たしたが「あそこでフォアボールを出さなければ9回も任せてもらえたと思うんですけど、そこでランナーを出して8回で降りてしまったのは次につなげないといけない」と気を引き締め、「優勝に向かって一戦一戦、頑張っていきたい」と前を見据えた。

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2020年10月10日のニュース