阪神・矢野監督 辞任の社長への恩返しは優勝 「誰かのために」矢野野球で来季こそ

[ 2020年10月10日 05:30 ]

<神・D(19)>フィールディングについて秋山(左)にアドバイスを送る矢野監督(撮影・北條 貴史)
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 揚塩健治球団社長の辞任発表を受け、阪神の矢野燿大監督(51)は甲子園球場内で報道陣の取材に応じ、「一緒にね。戦ってきた方なんで申し訳ない気持ちと、もちろん残念な思いもあるし、複雑な気持ちやけど…」とシーズン中の表明を重く受け止めた。

 18年10月、2軍監督としてフェニックスリーグに参加していた宮崎で監督就任の要請を受けて以来、リーグ優勝を目指したチーム強化に、取り組んできた。開幕前から優勝を公言した予祝にも理解を示し、矢野野球を全面的にバックアップした球団トップだった。

 辞任会見前に2人で会談。「フィールド外についてはフロントのトップである私の責任です。監督には責任はございません」と伝えられた。さらに首脳陣、選手とともに「矢野野球をぜひ残り試合でも体現してほしい。超積極的、あきらめない、誰かのために、という野球を」と目指す野球に変わりはないという訓示に聞き入った。

 「本当に前を向いてやっていこうと、俺の野球のことも凄く背中を押してもらっていたんで。そういうところでは、残念で申し訳ない。何で恩返しできるかというと俺らの元気な姿見せて、戦う姿見せて、その中でプロなんで勝つということも含めて。精いっぱい、社長の思いもしっかり俺らが持って戦っていくという決意でいる」

 ともに口にし続けた優勝は既に厳しい。「来年ぜひ、それは勝ち取ってもらえると信じています」という揚塩球団社長の言葉に必ず応えることを誓っていた。

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