ヤンキース・田中 今季初登板で勝敗つかず、3回途中4安打2失点 チームは5連勝

[ 2020年8月2日 11:15 ]

ア・リーグ   ヤンキース5―2レッドソックス ( 2020年8月1日    ニューヨーク )

<ヤンキース・レッドソックス>今季初登板で3回途中4安打2失点でマウンドを降りたヤンキース・田中将大(AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(31)が1日(日本時間2日)、本拠地ニューヨークでのレッドソックス戦に今季初登板。2回2/3回、51球を投げて4安打2失点、3奪三振1四球で降板し勝敗はつかなかった。チームは5―2で勝ち、5連勝とした。

 田中は初回、先頭のベニンテンディをスプリットで空振り三振。続くピラーは守備シフトが裏目に出て一、二塁間を抜ける右前打となったが、デバースを高めの直球で空振り三振、ボガーツを右飛に打ちとって無失点の立ち上がりを見せた。

 ジャッジの4試合連続の4号ソロで1点のリードをもらった直後の2回は、モアランドをニゴロ。バスケスに低めのスライダーを左前打されたが、バートゥーゴをスプリットで中飛、ブラッドリーを外角直球で空振り三振に仕留めた。

 アーシェラの2号満塁弾でリードが5点に広がった3回は、先頭の林子偉を中飛。ベニンテンディは四球、ピラーに左前打されて初めて得点圏に走者を背負った。デバースを中飛に打ち取って2死としたが、ボガーツに真ん中に入った直球を右中間適時二塁打され2点を失ったところで降板した。

 メジャー7年目を迎えた田中はキャンプ再開直後の7月4日の練習中に頭部に打球を受け「軽度の脳振とう」と診断された。リハビリを経て同16日に投球練習を再開。対戦形式の投球を行うなど順調に回復し、この日の登板を迎えていた。

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